大人は楽譜が読めなくてもピアノ・ギターを始められる?初心者の入り方

大人からでも大丈夫 — ポイント
- 最初から楽譜をスラスラ読める必要はありません。
- 音楽の仕組みを理解していくことそのもの
- 自分に合った入口から始めること。
- どう始めれば、その人が音楽を続けられるか
「楽譜が読めないから恥ずかしい」は気にしなくていい
大人の初心者の方から、
「楽譜がまったく読めません」
と言われることがあります。
中には、
「こんな状態でレッスンへ行って大丈夫でしょうか」
と心配される方もいます。
結論から言えば、
最初から楽譜をスラスラ読める必要はありません。
ピアノなら、最初は「ド」がどこにあるか。
音符が上へ行けば音も上がる。
下へ行けば音も下がる。
その程度の感覚からでも始められます。
全員を同じ方法で教える必要はない
音楽の覚え方は、人によって違います。
理屈から理解した方が楽しい人もいます。
見たり聴いたりして、そのまま真似する方が早い人もいます。
そのため、最初から全員に同じ読譜教材を渡すわけではありません。
本人の目的や考え方を見ながら進めます。
理屈から理解したい人は「読譜」から
たとえば、
「仕組みが分からないと気持ち悪い」
というタイプの方。
あるいは、過去に独学したものの、
「何をやっているのか分からなくなってやめた」
という方。
こうした人には、音符の仕組みから説明した方が理解しやすい場合があります。
五線譜。
鍵盤やフレット。
音の高さ。
リズム。
それぞれがどう対応しているかを整理しながら進めます。
単に記号を暗記するのではなく、
音楽の仕組みを理解していくことそのもの
を楽しめる人に向いています。
「まず一曲弾きたい」なら真似から始めてもいい
逆に、
「理屈より先に音を出したい」
「この一曲を弾けるようになりたい」
という人もいます。
そういう場合は、最初から楽譜だけにこだわる必要はありません。
講師の指の動きを見る。
音を聴く。
同じように真似してみる。
ピアノなら鍵盤の位置を覚える。
ギターならTAB譜や押さえる場所から入る。
そうして音を出せるようになってから、
「今弾いたものは楽譜ではこう書く」
と後から結びつけることもできます。
楽譜を読むことは「入場資格」ではない
音楽教室へ来る前に、
自分で読譜を勉強しておかなければならない。
そんなことはありません。
楽譜を読むことも、レッスンで身につけていく技術のひとつです。
むしろ、
「読めないから習う」
で構いません。
ピアノもギターも入口はひとつではない
ピアノには五線譜があります。
ギターには五線譜だけでなくTAB譜もあります。
指の動きを見て覚える方法もあります。
耳で覚える方法もあります。
大切なのは、
自分に合った入口から始めること。
です。
最終的に読譜が必要になる場面があれば、その時点で少しずつ身につければよいのです。
「何もできない状態」で来ても構いません
大人になってから音楽を始めると、
「子どもの頃からやっている人と比べてしまう」
ことがあります。
しかし、体験レッスンは能力試験ではありません。
何ができるかを見るだけでなく、
どう始めれば、その人が音楽を続けられるか
を考える場でもあります。
楽譜が読めなくても構いません。
楽器を弾いたことがなくても構いません。
まずは、何を弾いてみたいのかを教えてください。
エスポワール音楽院では、大人初心者のピアノ・ギターレッスンについてご相談いただけます。


