昔ピアノを習っていた大人が再開するとき、最初にすること

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大人からでも大丈夫 — ポイント

  • 何が残っていて、何が落ちているのか
  • 少し易しめの曲
  • 残っているものを使いながら、不足しているところだけ補う
  • 昔への復帰というより、今の生活に合わせた再設計

昔弾けた曲は、今も弾ける?

大人になってからピアノを再開する方には、
二つの極端な思い込みがあります。
ひとつは、
「昔弾けたから、すぐ同じレベルから再開できる」
というもの。
もうひとつは、
「何十年も弾いていないから、全部ゼロになっている」
というものです。
実際には、その中間であることが多いです。

指が覚えていることは意外とある

昔弾いていた曲を少し弾いてもらうと、
本人は忘れたつもりでも、
指だけ動く部分があります。
あるフレーズ。
ある指使い。
ある伴奏型。
そういうものです。
一方で、
楽譜を読む速度。
指の動き。
左右の独立。
などは、以前と同じではないことがあります。
だから最初に、
何が残っていて、何が落ちているのか
を確認します。

昔の難しい曲から始めなくていい

再開した人ほど、
「昔この曲を弾いていたから、ここから戻らないと」
と思いがちです。
しかし、いきなり昔の難しい曲へ戻ると、
現在の自分との差に落ち込むことがあります。
昔はできた。
今はできない。
この差を毎回確認するのは、あまり楽しくありません。
そこで最初は、
少し易しめの曲
も並行して使います。

「弾ける感覚」を早く取り戻す

最初の数回では、
昔の曲を少し確認しながら、
初見でも無理なく弾ける曲を1〜2曲用意することがあります。
目的は、
難しい技術を増やすことではありません。
「まだ弾ける」
「音楽は残っている」
という感覚を取り戻すことです。
この感覚が戻ると、その後の練習も進みやすくなります。

全部やり直す必要もない

ブランクが長くても、
完全な初心者と同じところから始める必要があるとは限りません。
楽譜を読む感覚が残っている。
指番号を覚えている。
音を聴けば分かる。
身体が鍵盤の距離を覚えている。
こうしたものは利用できます。
だから、
残っているものを使いながら、不足しているところだけ補う
という考え方で進めます。

昔の自分と競争しない

再開した大人が一番つらくなるのは、
今の自分を、
20年前。
30年前。
の自分と比べることです。
「昔はもっと弾けた」
という比較には終わりがありません。
今の生活。
今の身体。
今の時間。
今弾きたい曲。
そこから新しく音楽を作ればいいのです。

再開は「復元」ではなく「再設計」

昔の状態へ完全に戻ることを目標にしなくても構いません。
過去の経験を土台に、
今の自分に合った練習量。
曲。
目標。
を作り直す。
大人の再開レッスンは、
昔への復帰というより、今の生活に合わせた再設計
だと考えています。
エスポワール音楽院では、子どもの頃に習っていた方、長いブランクのある方の再開レッスンもご相談いただけます。

大人からのレッスン相談

大人になってからピアノやギターを始めたい方は、エスポワール音楽院までご相談ください。

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